医療関係者の方へ 患者さんご紹介のお願い|東京大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科

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医療関係者の方へ 患者さんご紹介のお願い

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医療関係者の方へ 患者さんご紹介のお願い

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当科では、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液腫瘍に加え、貧血性疾患、血小板減少症、凝固異常症など、幅広い血液疾患の診療を行っております。
HLA半合致移植を含めた造血幹細胞移植、中枢神経原発・眼内悪性リンパ腫に対する集学的治療、悪性リンパ腫に対するCAR-T細胞療法にも積極的に取り組んでおり、患者さん一人ひとりにとって最適な治療の提供を目指しております。また、大学病院の特性を活かし、治験を含む先進的な医療の提供や、他診療科と連携した全身的・包括的な診療にも力を入れております。
血液疾患が疑われる患者さん、診断や治療方針にお困りの患者さん、並存疾患を有し総合的な管理を要する患者さん、CAR-T細胞療法や造血幹細胞移植の適応について相談を要する患者さんがいらっしゃいましたら、ぜひ当科へのご紹介をご検討ください。先生方の診療のお手伝いができましたら幸いです。

なお、東京大学医学部附属病院の外来診療は原則予約制です。予約方法につきましては、こちら(https://www.h.u-tokyo.ac.jp/participants/shoukai/)をご参照ください。
お早めの受診が望ましい場合は、当院地域医療連携センター(03-5800-9101)までご連絡ください。
また、白血病など緊急性が高いと考えられる場合には、代表電話(03-3815-5411)から当科の当直医師へ直接ご相談ください。可能な限り速やかに対応いたします。

セカンドオピニオン外来について

セカンドオピニオンに関しては、通常の診療枠では十分なお時間を確保することが難しいため、別途専門の外来枠を設けております。詳しくは、東京大学医学部附属病院のセカンドオピニオン外来のホームページをご参照ください。

CAR-T(キムリア®、イエスカルタ®、ブレヤンジ®)による治療をご検討中の先生方へ

※患者さんまたはそのご家族からの直接のお問い合わせは承っておりません。
CAR-T療法の検討には正確な情報が必要であり、必ず主治医の先生を通じてご相談頂くようお願いいたします。

対象疾患

1.再発又は難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病

2.再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫

3.再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

4.再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫

5.再発又は難治性の辺縁帯リンパ腫

主な条件を下記に示しますが、適応についてお悩みの場合もまずは一度お気軽にご相談下さい。
当院では対象年齢に一律の上限は設けず、全身の状態や疾患の状態を含めて適応を慎重に判断しています。これまで80歳を越える方にも安全に実施しています。
ご連絡いただきましたら当院ですみやかにCAR-Tの適応を検討させていただきます。CAR-Tで最適な治療効果を得るためには実施時期が重要のため、連絡をいただいた時点で速やかにアフェレーシス予定の調整を開始いたします。適応となる可能性のある患者さんについては、診療情報提供書と画像・検査データをご持参の上、当科外来を受診もしくは転院をお願いいたします。遠方の方の場合も、ご相談の上で柔軟に対応いたします。
CAR-T療法前の化学療法やCAR-T療法後のフォローアップを当院で行うことも可能ですので、ご相談下さい。

再発又は難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病
  • 再発又は難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病
  • CD19抗原を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞輸注療法の治療歴がない
  • 以下のいずれかに該当する
    • 初発の患者では標準的な化学療法を2回以上施行したが寛解が得られない場合
    • 再発の患者では化学療法を1回以上施行したが寛解が得られない場合
    • 同種造血幹細胞移植の適応とならない又は同種造血幹細胞移植後に再発した場合
  • 投与時に25歳以下である
  • フローサイトメトリー法又は免疫組織染色法等により検査を行い、CD19抗原が陽性であることを確認
  • キムリア®の成分に対し過敏症の既往歴がない
再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫
  • びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫、形質転換低悪性度非ホジキンリンパ腫、濾胞性リンパ腫(Grade 3B)
  • CD19抗原を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞輸注療法の治療歴がない
  • 以下のいずれかの場合
    • アントラサイクリン系薬剤及びCD20標的薬を含む一次治療の化学療法に難治性又は再発した自家造血幹細胞移植非適応患者に対する二次治療
    • アントラサイクリン系薬剤及びCD20標的薬を含む一次治療の化学療法に難治性又は12ヶ月以内に再発した自家造血幹細胞移植適応患者に対する二次治療
    • 通算2ライン以上の化学療法後に完全奏効が得られなかった、又は奏効後に再発した患者に対する三次以降の治療
  • CAR-Tの成分に対し過敏症の既往歴がない
再発又は難治性の濾胞性リンパ腫(Grade 1,2,3A)
  • CD19抗原を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞輸注療法の治療歴がない
  • 以下のいずれかの場合
    • 2回以上の全身療法歴(うち1つは抗CD20抗体とアルキル化剤による併用療法)がある
    • 抗CD20抗体とアルキル化剤を含む1回以上の全身療法歴があり、POD24(診断後24ヵ月以内に病勢進行が認められ、最初にFLと診断されてから6ヵ月以内に治療を受けた患者と定義)に該当、または改変GELF基準を満たす場合
  • CAR-Tの成分に対し過敏症の既往歴がない
再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫
  • CD20抗体を含む多剤併用療法歴が1回以上ある
  • 同種HSCTを受けてから90日以降である
  • CAR-Tの成分に対し過敏症の既往歴がない
再発又は難治性の辺縁帯リンパ腫
  • 2回以上の全身療法歴(CD20抗体を含む多剤併用療法歴が1回以上ある)
    HSCTおよび脾MZLに対する脾臓摘出は前治療レジメンとして計上可
    EMZLのH.pylri除菌は1つのレジメンとみなさない
  • 同種HSCTを受けてから90日以降である
  • CAR-Tの成分に対し過敏症の既往歴がない

中枢神経原発悪性リンパ腫の場合、慢性リンパ性白血病のリヒター形質転換の既往歴がある場合は、いずれのCAR-Tも対象となりません。

他の悪性腫瘍の既往がある場合、CAR-Tの適応に影響します。少なくとも2年間寛解が維持されていない場合は適応となりません。
ご紹介前に、十分なリンパ球の採取ができない場合、採取できてもCAR-Tを製造できない場合、また製造できても投与できない場合がありうることを、患者さんにご説明いただけますと幸いです。
他にも様々な条件がございますが、対象になりうる患者さん、もしくは対象になる可能性が高い患者さんがいらっしゃる場合、まずは下記のフォームかメールでお気軽にご相談ください。

患者さん紹介用フォーム (必要な情報を入力できるようになっています)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeMJd6C22b325vJ71q17MYjvqIUAcBlOD9K6Yodk0ti8Wl7hg/viewform

CAR-Tに関する連絡先

血液・腫瘍内科 CAR-T細胞療法チーム

CAR-T細胞による治療の対象となる疾患の患者さん、ご家族の方へ

CAR-T細胞による治療は、他の治療では効果が得られなかった患者さんでも、一定の割合で長期寛解、もしくは治癒が得られることが期待できる治療です。しかし最良の効果を得るためには、患者さんの状態による治療可能かどうかの判断や、適切なタイミングでの実施が非常に重要となります。
当院では、再発または治療抵抗性の大細胞型B細胞リンパ腫 (LBCL)や濾胞性リンパ腫 (FL)でCAR-T療法を必要とする患者さんに対し、迅速に治療可能かどうかを判断し、安全にCAR-T療法を提供することを心掛け、積極的に実施しています。またJR上野駅から約1kmと交通の便もよく、遠方にお住まいで通院が困難な患者さんにも、お近くの施設と連携の上、積極的にCAR-T療法を提供しています。
当院でのCAR-T療法を希望される場合は、まずは主治医の先生にご相談いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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血液・腫瘍内科

〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
TEL:(代表)

血液・腫瘍内科では、貧血、白血球減少症、血小板減少症等の造血障害、白血病、悪性リンパ腫等の腫瘍性疾患の他、あらゆる血液疾患の診療を行っています。

【血液・腫瘍内科では教室参加者を募集しています】
東大病院の専門研修プログラムにて、医師免許取得後の二年間の初期研修を修了した後、後期研修医あるいは大学院生として、当院または関連病院にて血液・腫瘍内科医としての専門的な臨床研修を受けることができます。