リンパ腫・骨髄腫

悪性リンパ腫の救援療法として用いられるmodified R-ESHAP療法の成績をまとめたものです。
我々は典型的なESHAP療法のプラチナ製剤を、CDDPの代わりにCBDCAを用いるmodified R-ESHAP療法を用いてきました。
その結果を解析したところ、濾胞性リンパ腫には有効性が高いが、DLBCLには限定的な効果しか有しないことがわかりました。
この結果を受けてCDBCAをCDDPに戻しました。

救援療法後の全生存率(左)と、非増悪生存率(右)
J Chemother. 2010 Feb;22(1):54-7.